漢方・代替医療推薦図書
漢方が救う人体危機
(渡辺武著/立風書房)
『平成薬証論』(渡辺武著/メディカルユーコン)

 
漢方処方の選定基準である漢薬ひとつひとつの薬味薬性の一本化のため、神農本経、名医別録、唐本草、宋本草、本草網目、日本の本草書を比較検討。さらに気剤、血剤、水剤、脾胃剤を決定し、方意を正しく理解するための薬証を徹底解析した書。傷寒、金匱、素問、霊枢も検索でき、基源植物図譜110点を原色で収録。本文は平易な語り口で薬師(くすし)、鍼灸師のほか、薬膳、染色など他分野の研究者にも最適。
渡辺 武
1913年京都府生まれ。東京大学医学部薬学科選科卒。薬学博士。武田薬品研究所主任、カネボウ薬品常務取締役、鐘紡漢方研究所所長、神戸女子短期大学教授、近畿大学医学部講師、厚生省日本薬局方制定委員などを歴任し、現在、日中医薬研究会会長、社団法人日本東洋医学会名誉会長その他多くの漢方関係団体の顧問、理事を勤めている。
『癒す心、治る力』 
アンドルー・ワイル著 上野圭一訳/角川書店
『人はなぜ治るのか』
アンドルー・ワイル著 上野圭一訳/日本教文社
 健康とは、そして、治癒とはいったい何なのか? この医療の根本に潜む逆説的問題に、世界的ベストセラー『ナチュラルマインド』『ナチュラルメディスン』の著者が挑戦。
 医師として、また患者としての自らの体験や、広範な調査研究をもとに、現代医学とさまざまな代替医学、さらには心霊治療、信仰治療、シャーマニズムに至るまで、世界のあらゆる医術、治療法を興味深いエピソードと共に紹介しつつ、独自の見地から再検討、それらに共通する治療と治癒の本質的側面を明らかにする。
 テクノロジー偏重の現代医学が追い込まれた袋小路に突破口を開き、来るべきニューメディスンの到来を予告した名著の、21世紀にまで読み受け継がれるに値する待望の増補改訂版。
●完璧な健康は達成できない ●病気になっても大丈夫 ●からだには自然治癒力がある ●病気の作因は病気の原因ではない ●あらゆる病気は心身相関

アンドル−・ワイル
米国フィラデルフィア生まれ、ハーバード大学医学校卒。医学研究者、臨床医、アリゾナ大学医学部教授。生物学、民族精神薬理学、医学の諸分野にわたる幅広いフィールドワークを展開、心身相関の研究では世界的な権威である。著書に『ナチュラル・マインド』(草思社)、『太陽と月の結婚』(日本教分社)、『ワイル博士のナチュラル・メディスン』(春秋社)他がある。合衆国議会「がんの代替療法研究委員会」の評議員でもあり、医学研究と治療分野での功績により「ノーマン・E・ジンバーグ賞」を受賞。アリゾナ州テューソン在住。
『石坂流鍼術の世界』(町田 栄治著/三一書房)
〜鍼からみた現代人の生命〜

内容
 石坂流鍼術は現在一般に行われている鍼医術とは根本的な考え方を異にしている。悪い場所のツボに鍼をうつことを否定し、ここの病気症状を治すのではなく、人間のもつ生命力をどこまでも高めていくことによって、結果として病気症状をも治していくのが、石坂流鍼術の基本である。この石坂流鍼術には古代からの日本の鍼の流儀がもっとも正当に伝承されている。


著者:町田 栄治
1922年、日本古来の鍼流派である中山流の直系として生まれる。中山流は江戸期にすでに石坂流と一体化していた。江戸後期石坂宗哲の没後、中山、町田家が石坂流を守り今日に至っている。長野県佐久市在住。
『医僧白穏の呼吸法』
 
〜「夜船閑話」の健康法に学ぶ
  (村木弘昌著/伯樹社)
 釈尊の時代から伝わる呼吸法を記した二百数十年前の白穏禅師の『夜船閑話』。これを現代に蘇らせ、調和道を開いた藤田霊斎の「丹田呼吸法」をさらにわかりやすく解説した書。細胞を活性化し、年令より若い体をつくり、病気にならず、病気を治す呼吸法。

村木弘昌
1912年生まれ。東京医科歯科大学、慶應大学医学部卒業後、東洋の呼吸法の効能に触れ、東京大学医学部で8年に渡って研究を重ねる。1960年より調和道協会会長として、丹田呼吸法の普及に情熱を傾け、現在では日本各地はもとより、欧米、中国などでも講演、実践指導を行う。著書に「釈尊の呼吸法」、「健心・健体呼吸法」など。
『漢方薬は効くか』
田辺功/朝日文庫新刊)

 漢方薬は静かなブームを続けている。「漢方薬は本当に効くのか」「どんな症状に有効なのか」−ベテラン医学記者が長年の取材と研究データを通して、漢方薬についての身近な疑問をわかりやすく解き明かす。巻末に漢方専門科のある病院・薬局一覧付

田辺功
朝日新聞東京本社編集委員。主に臨床医学を担当。著書に「心臓病」「先生、私のおなかを切らないで」(いずれも朝日新聞社)「医療の周辺その周辺」(ライフ企画)、共著「川崎病がわかる本」(朝日厚生文化事業団)、「医を語る」「脳ドック」「遺伝子の地図帳」(いずれも西村書店)
『体の中の原始信号』
 
〜 中国医学とX−信号系 〜
   (
間中喜雄、板谷和子共著/地湧社)

 私どもは、鍼灸の臨床で出会った様々な現象を発端に、人体には未知の信号系があるという仮説を立て、それを「X−信号系」と名付けた。これは人体に残存しながらも忘れられた古い記憶の一つなのではないかと、永年の研究、経験から考える。(中略)これをさらに追求していくと、身体と宇宙とは何らかの信号系で連動している可能性が見えてくるのではないかと思えるのである。
●生物の未知のシステム ●微少な刺激、あるいは信号に秘められた力 ●ホメオパシー ●O−リングテスト ●X−信号系は存在するか ●皮膚は色を識別する ●身体と音響 ●身体と時間 ●中国医学におけるシンボリズム ●易経とDNA暗号 ●八卦と五行説

間中喜雄
1911年生まれ。1935年、京都帝国大学医学部卒業後、1937年小田原市にて開業。1940年代から漢方と鍼灸の研究を志し、東洋医学の普及、発展に貢献した。1989年死去。『医家のための鍼術入門講座』『かっぱ随筆霊界からの手紙』(医道の日本社)、『鍼灸の理論と考え方』(創元社)等、著書および訳書多数。

板谷和子
1934年生まれ。1968年、東洋鍼灸専門学校卒業。1989年、科学技術映画祭第30回記念学術研究部門において、「微少循環からみた鍼治療の効果−ウサギの耳介透明窓法による研究−」で記念賞受賞。元日本東洋医学会評議員。
『セラピューティック・タッチ』
ドロレス・クリーガー著、上野圭一、菅原はるみ訳/春秋社)

 世界各地の古来より伝わる「手かざし」「手あて」など「癒しのわざ」を元ニューヨーク大学看護学教授がわかりやすく学び易い方法に改良した「エネルギー療法」の基本図書。

ドロレス・クリーガー
ニューヨーク大学名誉教授、哲学博士、正看護婦。ニューヨーク大学で看護学の学位を取得後、セラピューティックタッチの研究に従事。いわゆる手かざし療法を近代的な理論と方法で普遍化することに成功し、看護婦をはじめ医療関係者に普及させた。世界75ヶ国でセラピューティック・タッチのワークショップを行い、約5万人の医療従事者に直接その技法を指導している。著書は本書の他に、「セラピューティック・タッチ・インナーワークブック」(春秋社)、「自己治癒力の受容」などがある。
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